選んでる時って楽しいですよね

 私のお気に入りの作家の一人に ディーン・R・クーンツ という方がいます。個人的には、モダンホラーの一つの形と認識していたのですが、Wikipedia の解説によると、「SF小説からホラー、ミステリー、サスペンスなどジャンルミックス」だそうです。確かにその通りでしょう。SFっぽい所とか、ホラーっぽい所とかが混ざり、未知の恐怖と対峙するタイプの話が多いです。ちなみに、今は名義を、ディーン・クーンツとしてます。
 学生時代に、まず「ストレンジャーズ」と「ウォッチャーズ」の2作品を読んだのですが、最高に気に入りました (^^) 特に「ウォッチャーズ」は、今でもお気に入りの本ベスト10に入ります。が、その後2冊くらい読んだところ…こちらはハズレ。「ストレンジャーズ」と「ウォッチャーズ」を読んだ時の感動に比べると、物足りませんでした。よって、その時点で ディーン・R・クーンツ は封印。美しい思い出だけに留めておく事にしました (^^;)
 今思えば、もう少し別の本に挑戦しても良かったんですけどね(苦笑)。でも、当時はネットで評判調べたりもできなかったし、やはり作品によって評価の差が大きい作家なので、仕方なかった所かもしれません。


 そんなクーンツの作品に触れてから約10年、「ウォッチャーズ」の方は、数年前に英語版を購入して読んでいました。続いて「ストレンジャーズ」も読みたかったのですが…Amazon ではカタログに登録はされているものの、取り扱っていません。こう言うとき、Amazon は注文ができないのが欠点なんですよね…。最近になって、アメリカの Amazon から直輸入しようかと計画していたのですが、それ以前に、会社の近くの本屋で売ってました(笑)。盲点というか…ネット以外の本屋の存在、忘れちゃ駄目ですね。


Strangers: A Psychological Thriller

Strangers: A Psychological Thriller


 そんな経緯で手に入れた「Strangers」ですが、ようやく今日読み終えました。いやぁ、長かった。細かい字のペーパーバックで、約700ページ。元々読みやすい文の上に、10年前に読んだ記憶も残っていたので、私としては良いペースだったのですが、それでも約2ヶ月。どんだけ時間かけてんだか…。やはり、同じ本で一ヶ月半を超えると、集中力も落ちてくるし、しんどかったです。次回はもう少し短い本を選びます。
 内容については、ここで改めて書く事は無いだろうから省略。10年ぶりでも、楽しく読めました (^^)


 さて、問題は次です。しばらくは日本語の本読んだりして、英気を養う予定ですが、その後は何を読むか、楽しく悩み中です。買い貯めてる本も幾つかあるのですが、何か買いたい気もします。今回ので、再びクーンツに目覚めたので、何か評判の良い本に挑戦してみる事も考えていますが、第一候補は、これ。


ドレスデン・ファイル―魔を呼ぶ嵐 (ハヤカワ文庫FT)

ドレスデン・ファイル―魔を呼ぶ嵐 (ハヤカワ文庫FT)


 現代?のシカゴに住む魔法使いの探偵が主人公の、ハードボイルド風の小説です。日本では、1冊小説が出ているだけですが、アメリカでは10巻程度刊行されていて、ニコラス・ケイジ製作総指揮で、テレビドラマにもなっています。こちらの原書を検討中です。あるいは、B級アクション小説のマシュー・ライリーも検討中。うーん迷うなぁ。
 もう少し早く読めれば、色々な本に手を出せるのですが…まあ、早く思い通り読めるよう、精進します。