窮屈な話

 海の向こうで、プリンス が、ファンサイトでの写真などの使用を止めるよう、通告を出したそうです。


http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0711/08/news019.html


 このサイトの記事でしか見てないのですが、写真・似顔絵・歌詞・アルバムジャケットなどの使用を止めるように、弁護士を通して通告したとの事です。著作権云々は分かりますが、似顔絵については判断が悩ましい所ですね。でも、ここまでは、窮屈だなと思う所はありつつも、理解できます。少なくとも日本なら、歌詞の掲載は確実に著作権違反です。
 でも問題は記事のその後。自分の似顔絵のタトゥーの写真、プリンス をイメージしたナンバープレートの写真も、サイトから削除するように主張してきたそうです。これはどうですか (--;) やりすぎでしょ。


 ファンサイトを嫌うアーティスト、日本でもある程度いますし、気持ちは分からなくもないのですが、「ホームページ」が作れる時代になった今、熱心なファンなら、何かしらファンサイトを作るのは、自然な事ではないかと思います。だから、下手なファンサイトへの反発は、熱心なファンになるな、と言ってるようで、少々腹も立つんですよね…。グッズとか買わなくて良いと言うなら別ですけど(毒)。
 今回のプリンスの主張、前半はともかく、後半は表現の自由から、法的には認められないと思われます。でも、アーティストが公然と、こんな事を言うようになったら、窮屈な世の中になりそうで残念です。