とりあえず、面白く見れました

 今日は、市川崑監督の映画、「犬神家の一族」をレンタルして見ていました。76年版ではなく、昨年のリメイク版の方です。


犬神家の一族 通常版 [DVD]

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 有名小説の映画版で、特に76年に作られた物は評価が高いそうですが、私は見ていません。さすがに古いですしね…。今日見たのは、その30年後、同じ監督が、主役など一部俳優は30年前と同じ人を使い、30年前とほぼ同じ脚本・演出で作られた、リメイク版です。
 感想としては、まあ面白く見れました。まったりとした展開ながら、飽きずに最後まで楽しめました。気になる所は幾つもあったし、松嶋菜々子 の背丈は異様でしたが (^^;) 基本的に「悪く無い」内容でした。例の白マスクだけが、やたら印象に残ってますけどね(苦笑)。
 歴史に残る名作ではないと思いますが、十分な話題作ですよね。今の人には、76年の古い物よりは、何かと見やすいでしょう。話題作の内容はあるので、機会があれば見て良い映画だと思います。


 …でも、Amazon とかの評価を見ると、オリジナルの76年の良さが目立つんですよね。書いたとおり、私は見ていませんが、評判を聞くと気にもなります。そんな人向け…と言う訳でもないでしょうが、新旧両バージョンのセット品も発売されています。



 今回の「犬神家の一族」、なぜ今になって、昔と同じようなリメイクを作る事になったのか、あちこちで疑問に思われていましたが、こんな風に、昔の作品を知らない人に、こうして存在を知らしめる事が、一つの制作理由かもしれません。だとすると、成功かな?