前作が無ければ…

 今日は、あまり日本では知名度無いでしょうか、「ザスーラ」と言う映画を見ていました。



 ある兄弟が始めた古びたボードゲームは、実は魔法(?)のゲームで、そこに書かれている事が、次々と現実になり、誰かがゴールするまで元に戻れない、と言うストーリーです。
 こう聞くと、ロビン・ウィリアムズ 主演の映画、「ジュマンジ」を思い出す人もいるでしょう。それは正解。この「ザスーラ」は、「ジュマンジ」の、原作の続編です。ちょっと意外だったのですが、「ジュマンジ」「ザスーラ」、共に クリス・ヴァン・オールズバーグ と言う書いた絵本が原作です。こう聞くと、ちょっと興味が湧くでしょうか。
 この「ジュマンジ」と「ザスーラ」の違いは舞台です。「ジュマンジ」は、ジャングルが舞台のゲームでしたが…「ザスーラ」は宇宙が舞台のゲームです。


ジュマンジ

ジュマンジ


ザスーラ

ザスーラ


 元々はノーマークの映画だったのですが、「ジュマンジ」が好きだったので、この続編の事を知って、レンタルしてみました。


 感想としては…まあ、そんなに悪くは無かったです。監督のこだわりで、CGを最小限にして、生のセットや模型を基本に撮影しているそうです。そんな事も意識しながら見ると、また面白いのですが…どうしても「ジュマンジ」と比較してしまうんですよね。
 「ジュマンジ」は、街の中にジャングルの動物達が現れてパニックになるのですが、「ザスーラ」は住んでる家が宇宙を彷徨います。その為、舞台が家の中だけなので、どうしても話のスケールが小さくなってしまっているんです。
 そのスケール感が、そのまま映画の印象に響き、「ジュマンジ」ほどは面白く無いな、と思いながら、見続けていました。決して悪くは無いのですが…「ジュマンジ」が良すぎたので、イマイチ。と言うのが感想です。色々難しいですね (^^;)


 とりあえず、これを見るよりは、「ジュマンジ」を見ることをお勧めします。