なんかお山の大将?

 Gackt の新曲、「RETURNER」、映画「プレステージ」の日本版テーマ曲になったと言うニュースがありました。


http://cinematoday.jp/page/N0010736


 ニュースタイトルは、「Gacktにハリウッドも大絶賛!イリュージョンなテーマソング熱唱!」だそうです。って、本当なら、日本版のテーマ曲ではなく、映画そのもの(全世界版)のテーマ曲にして欲しいものです。そうでなければ…単に金で買ったタイアップじゃないかと思ってしまいます。
 ディルとかムックとか、確実に海外でファンを増やしているバンドがある一方、たかが、お金で買ったタイアップのような、日本版のテーマ曲に対して、こんなニュースタイトルが付いてるのを見ると、志が低いなと思ってしまいました。


 もっとも Gackt 自身は、海外を見据えた活動をしています。非難すべきは、アーティストよりマスコミかもしれません。例えば、日本で Dir en grey の海外の活躍が、ほとんど報道されていなかったりもしますし。
 サッカー・野球などで、日本人が海外に出て話題になっている一方、音楽の海外進出は不遇で、ちょっと悲しくなりました。