面白かったですが…

 この半年間、日テレで深夜に放送していた、「プリズン・ブレイク」が、ようやく最終回を迎えました。IQ200の主人公が、罠にはめられ死刑囚となった兄を救う為、自分も罪を犯して刑務所に入り、一緒に脱獄しようとする話です。「24」に継ぐ人気作と言う触れ込みで、日本でもだんだん人気が出てきた感があります。



 今のアメリカドラマの、良いところと悪いところを受け継いでる感じで、まず安っぽさがまったくありません。とりあえずレベルが高いです。逆に私が嫌いなのが、「24」同様、次々危機が訪れる事。それが20話以上なので、見てて疲れます (^^;)
 そしてもう一つ。最終回と言っても、全然最終回じゃありません。シーズン2も作られていて、もうすぐ日本でも DVD がレンタル・リリースなんですが…シーズン1と2の間、ストーリー的に、まったく隙間が無いのです。言ってしまえば、すごい中途半端な所で話が終わるんです。見終わった後、本当にこれが最終回なのか不安で、色々調べてしまいました (^^;) これが日本なら、シーズン1(半年分の放送)の最終回なら、必ず何かしらの結末があるのですが…アメリカでは、最大の危機が来た所で終わるなど、話が盛り上がった所で、放送終了にする事が多いようです。こんなの、ストレス溜まるだけだと思うのですが…。


 そんな訳で、「プリズン・ブレイク」が気になってる人にお伝えしておきます。内容は面白いと思いますが、シーズン1の22話では、まったく話が終わりません。シーズンを見終わった満足感も無いでしょう。アメリカでは、あと一週間ちょっと、4月2日にシーズン2の最終回があるのですが、それで話が終わるのかどうかも、私は知りません。Wikipedia の記事によると、三部作の構想の一章が、シーズン2で終わると言うコメントがあったそうなので、ある程度の結末があるかもしれませんが…。ともかく、最低でもシーズン2まで、44話を見ないと、話が終わりません。
 でも、朗報もあります。書いた通り、もうすぐシーズン2のレンタルや DVD 販売が始まりますし、それと同時期に日テレでも放送されます。楽しむ環境は揃ってると言えるでしょう。危機また危機の大長編が好きな方には、お勧めしておきます。