雰囲気は非常に良かったです

　今日は映画「サイレントヒル」を見ていました。元々は、バイオハザードっぽい感じのゲームなんですが（もちろん色々違います）、「ジェヴォーダンの獣」の監督の手によって、映画化されたものです。劇場では見れませんでしたが、映画館などで、何度も予告編を見て、非常に良い感じだったので、是非見たいと思っていました。

サイレントヒル [DVD]

　私はゲームはやったこと無いですが、映画の序盤はなかなか。ちょっと強引かなとも思いつつも、非常に良い雰囲気が出ていました。…が、化物が出てきた辺りで、ちょっと感想が変わります。全然怖く無いんです。そして、後半になるにつれて、だれてきました (__;) 考えたんですが、展開が単調と言うか、イマイチ盛り上がりが無いんです。化物が怖く無いのも、見せ方の問題でしょう。
　なんとか最後まで見たものの、うーん、欲求不満！話自体が、あまりすっきりしない上に、伏線がきちんと消化されていません。思わせぶりな事を言いつつ、結局何も役に立ってなかったり、もうちょっと脚本を練る必要があったでしょう。そして、極めつけはエンディング。あれはなんですか。見た人に任すと言うようなのは許せませんよ。きっちりエンドを作ってもらわないと、納得できません。

　雰囲気と言うか、「絵」は良かったです。終盤のＣＧは安っぽかったですが、それ以外は文句ありません。でも、見てて面白かったかと言われると…ちょっとね。期待は大きかっただけに、ちょっと外れた気分でいた。