新しい標準かも

 映画「ダ・ヴィンチ・コード」の DVD 発売を前に、新しいキャンペーンが始まりました。


http://www.oricon.co.jp/news/entertainment/36677/


http://campaign.thedavincicode.jp/


 また何かキャンペーンかぁ、と最初は、まったく興味無かったのですが、気まぐれから説明を見てビックリ。なかなかに興味深い物でした。
 今回キャンペーンで使われるのは、Google Earth と言うソフトです。知ってる人も多いでしょうが、超高性能・高機能な地球儀みたいなソフトです。地域によっては、非常に細かい衛星写真を見る事ができ、私の家も、はっきり見る事ができました。東京周辺など、場所によっては、車一台一台の色や向きも分かる程です。
 でも、これで自宅を見るよりも、もっと面白い事があります。それは世界中を旅してみる事。例えば、ピラミッドとか、運河とか…ちょっと解像度が低いですが、南極も興味深いかも。北朝鮮の町並みすら見れます。
 Google のマップでも、ある程度同じ事ができますが、Google Earth の場合、専用ソフトを使う分、より高機能です。ここ数年で、もっとも評価されるべきソフトの一つでしょう。


http://earth.google.co.jp/


 そして「ダ・ヴィンチ・コード」のキャンペーンですが、この Google Earth を使って、作品に関するあちこちを巡る物だそうです。これは洒落てますね。映画や小説で色々に興味を持った人には、このキャンペーンにトライする事で、色々勉強もできます。けっこうまじめに調べ物をしなければ、クリアできなさそうですし。


 洒落たキャンペーンと書きましたが、でも、それ以上に無限の可能性を秘めた試みかもしれません。無限の可能性なんて、大きな事を書きましたが、けっこう本気です。このキャンペーンを、ちょっと応用すれば、今の学校で使っている物の数百倍は面白い、地理の教科書ができると思うからです。今回のキャンペーンみたいな形なら、「勉強の面白さ」と言う事を伝えられるんじゃないでしょうか。
 また、歴史上の出来事をメモのように貼り付ければ、歴史の教科書にもなれます。まだ、あまりスマートではないかもしれませんが、似たような事は、既に実現されてます。


http://japan.internet.com/busnews/20060911/5.html


http://www.forest.impress.co.jp/lib/stdy/study/history/gaiachannel.html


 まだまだ試験的な物ですが、2年後には、Google EarthWindows に標準搭載されてていても、私は驚きません。絶対、もっと色々面白い事ができるソフトだと、考えるようになりましたから (^^)