あまり期待せず…

 ヴァンパイア…と言えば、透けるような白い肌、端整な顔立ちをイメージする事が多いです。が、そのイメージを大きく壊す、ゴツイ黒人のハーフヴァンパイアが主人公の映画が、「ブレイド」です。原作はコミックで、98年に公開された映画の一作目は、なかなか良かったです。でも、二作目・三作目はフェードダウン。アメリカでの人気は分かりませんが、日本では、三作目は、ほとんど話題にならなかったと思います。
 そんな「ブレイド」ですが、二作目までは見ていたので、三作目もレンタルして見てみました。


ブレイド3 アンレイテッド・コレクターズ・エディション [DVD]

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 あまり期待はしていなかったのですが、内容は人気相応かな…。それ程出来が悪かった訳でもなく、良いシーンもあったのですが、とりあえずストーリーが激しく弱いですね。ほとんど内容が記憶に残ってません。ヴァンパイアが大して怖く無いのも、大きな欠点。雑魚敵のように、バッタバッタと、一撃で倒されて行きます。
 それが「ブレイド」の特徴でもあり、爽快な時もあるのですが…今回は弱すぎ。ただの人間が、一撃で簡単にヴァンパイアを倒していては、ハーフヴァンパイアの主人公の立場がありません。もう少し地に足を付けて作って欲しかったと思います。
 今後、続編ではなく、スピンアウトの作品を作る意向があるそうですが、どうなるかな…?