RESIDENT EVIL

 「RESIDENT EVIL」と言うのを知っているでしょうか?大半の人が知らないでしょうが、実は大ヒットゲーム「バイオハザード」の英語版のタイトルです。ゲームをアメリカで出す時、向こうのスタッフが、この方が良いだろうと変更したそうです。こう言う事は、わりと多いようです。面白そう、と思えるタイトルって、その国によって違いますからね。映画の「バイオハザード」だって、原題は「RESIDENT EVIL」です。


 さて、「バイオハザード」と言うと、ゲームか映画ですが、実は小説も出ています。ゲームのノベライズ版です。まあ、大ヒットゲームなら珍しく無いのですが、「バイオハザード」の場合は、少し違います。小説が書かれたのが、日本ではなくアメリカなんです。タイトルはもちろん、「RESIDENT EVIL」。
 そこそこ人気だったようで、7作まで作られています。これは、なかなかの物でしょう。だけでなく、この小説の翻訳版が日本でも発売されています。もっとも、特にヒットもしていないので、知ってる人も少ないでしょうが…。
 以前見た解説によると、この小説は、巻によってゲームを忠実に小説化したものと、オリジナルストーリーの物とあるそうです。1巻はゲームの1作目を忠実に小説化、2巻はオリジナルストーリー、3巻はゲームの2作目の小説化、となってます。


 そんな、小説版「バイオハザード」ですが、試しに英語版の1巻を買ってみました。ティーンズ向けのようなので、勉強にも手頃かなと思ったのです。一度、日本語版を見かけた時、そんなに長くなさそうでしたし。


The Umbrella Conspiracy (Resident Evil/S.D. Perry)

The Umbrella Conspiracy (Resident Evil/S.D. Perry)


 そして今日、これを読み終えました。私、ゲームの1作目だけは、それこそ10年くらい前に、1回だけやった事があります。もう記憶もおぼろげですが、なかなかゲームに忠実に、でも小説でも、なかなか面白く書かれていたと思います。もっとも、1作目は、謎と仕掛けだらけの豪邸と言う、無茶苦茶な設定の所が舞台だったので、小説でも不自然さは隠せませんでした (^^;) でも、それを除けば、まあまあでしょう。ゲームには無い、謎の人物も出てきたり、なかなか興味をかき立ててくれます。ゲームが好きだった人には、お勧めでは無いでしょうか。
 これは、続きも読んでみたいな、と思ったのですが…それ以前に、ゲームの方もしたいですね。小説はゲームのネタバレになってしまっているので、小説読む前に、(今更と言われそうですが)ゲームをやってみたいと思ってます。
 となると、続きを読めるのは、いつの事か… (^^;)