渋いって素敵ですね

 今日は、前々から見たいと思っていた映画、「山猫は眠らない」をレンタルして、見ていました。元々、「スナイパー」と言うタイトルなんですが、何故か邦題は「山猫は眠らない」。でも、センスの良いタイトルですよね。私なんか、映画の内容知らないのに、何故かタイトルだけは、良く憶えていました。
 この映画は、スナイパー、狙撃を得意とする兵士の話です。スナイパーと言えば、日本だと、ゴルゴ13とか、シティーハンターのような、格好良い漫画がありますが、本物は、もっと泥臭いです。以前、狙撃手の本を読んだのですが、英雄的な狙撃任務をこなした際、実は体中、無数の虫に覆われながら、じっとチャンスを窺っていた、と言う事もあるそうです。
 「山猫は眠らない」は、そんな雰囲気を多少なりとも持った、スナイパーの映画です。とにかく、渋いんですよ。映画の多くの時間が、男二人でジャングルを進み行く話だったりとか、色気がありません (^^;) 例えるなら、初代ランボーかな。あと、説明が少なくて、多少わかり辛い所もありますが…面白かったです。のめり込みました。これは、名作と呼んで良いでしょう。
 特に、キング・コング と言う、脂が十二分にのった映画を見たばかりだったので、この映画が、非常に好感度高いです。わざわざレンタルして正解でした (^^)


 一応、続編があるので、そのうち見てみようと思います。続編が楽しみと言うよりは、作らない方が良いだろう、と言う感じの映画なので、あまり期待してません (^^;)