アカデミー賞ノミネート作品より

 また映画話になってしまいましたが (^^;) なんとなく映画のニュースを見ていたら、すごい映画がある事を知りました。主演男優賞 , 助演女優賞 にノミネートされてる、「ホテル・ルワンダ」です。
 全然知らない映画だったのですが、1994年のルワンダ大虐殺を描いた、ドキュメントドラマ映画です。何がすごいかと言うと、この題材の「ルワンダ大虐殺」です。10年前の事なんですが、恥ずかしながら、全然知りませんでした。おそらく、新聞とかで目にはしていたのでしょうが、まったく記憶に残っていませんでした。
 1994年アフリカのルワンダで、3ヶ月の暴動で、80万人、あるいは100万人が虐殺されたそうです。ちなみに、1992年の調査では、ルワンダの人口は750万人。10人に1人以上が殺された計算です。それが、わずか10年前の事。ちなみに湾岸戦争が1991年なので、それよりも最近の事です。そんな時に100万人もの虐殺事件があったと言うの、知った時は目を疑いました。何と言うか、国連とかって無力なんですね…。石油が出なければ、何もしないのでしょうか (--;)


 「ホテル・ルワンダ」は、そんな悪夢のようなできごとを扱った映画です(別に虐殺を見せる映画じゃありません)。わざわざこう言う題材を映画化した関係者に、敬意を表します。でも映画としては、見たいような見たくないような…リアルな人間の醜さを見せ付けられるかと思うと、遠慮したいかも。でも、日本公開される時には、とりあえずチェックしようと思っています。


 ちょうど、この映画の詳しい解説があったので、紹介しておきます。
http://d.hatena.ne.jp/TomoMachi/20050226