ハリポタ5巻

 ようやく読み終わりました〜。ハリー・ポッターの5巻、Harry Potter and the Order of the Phoenix 。予定通り、一ヶ月程度かかりました。あ、英語版ですからね。日本語なら、軽く10倍くらいの速度で読めます (^^;) ここまで行かなくても、せめて英語で、今の倍の速度で読みたいものです。理解度も、5割は上げないと…。
 感想は、そうですね、ハリポタの中では、一番つまらなかったです。少なくとも、読み終えた後の爽快感は、一番悪かったです。問題はタイトルですね。1巻の「賢者の石」は、賢者の石の謎で終わる話でした。2巻の「秘密の部屋」は、秘密の部屋の謎で終わる話でした。3巻、4巻もわりと同じ感じです。でも、5巻は違います。「不死鳥の騎士団」の謎では終わりません。どういう事かと言うと、何かこう、一貫的な物語の核が無いんです。
 前作までは、色々な逸話が、最終的に物語の核に向かって収束しました。もちろん、漏れた逸話もありますが、それは少ない方でした。でも今回、あんまり、そういう感じがありません。タイトルになるような話の核が無かったし、話も収束しませんでした。こっちの話はこっちで勝手に終わるし、あっちの話はあっちで勝手に終わる感じ。それぞれ影響はしていましたが、伏線が見事に集まって解決する爽快感は、全然ありませんでした。その点で、今までで一番駄作だと思います。もちろん、ハリポタの中でのことなので、普通の本に比べれば、十分面白いですけどね。
 さて6巻が出るまでは、まだしばらくありそうです。それまでに、もう少し英語力をつけないと…。


 週末の今日は、映画館、テアトル池袋へ。ここで、大滝純GISHO 監督作品の上映があるのです。それも今日と昨日は特別で、舞台挨拶&2作目の試写もあったのですが…何と言うか、まともに監督していました (^^;) PENICILLIN メンバーとかを参加させるお遊びもあるので、GISHO が監督と分かりますが、何も知らずに見た後、GISHO が監督したと知ったら驚くでしょう。このまま監督も頑張るんでしょうかね…。