例えるなら外典

 今日は、映画「ハンニバル・ライジング」を見ていました。



 「羊たちの沈黙」等でお馴染みの、ハンニバル・レクター博士の生い立ちを描いた作品で、原作の トマス・ハリス 自らが脚本を勤めています。…が、原作の評判はイマイチの様子。映画の興行も、パッとしませんでした。
 そんな訳で、ハンニバルシリーズは好きだけれども、あまり期待しないでレンタルしてきました (^^;)


 で見終えた感想としては…やっぱり予想通りって感じでした(苦笑)。なんだろう、普通の映画と思ってみれば、日本のイメージが変な事を除けば、そう悪く無いかもしれません。でも映画を見ていて、これが若き日のレクター博士に見えないんですよね。見るからに悪そうだし(笑)、復讐鬼となって人を殺す姿が、イメージに合わないのです。何と言うか…もっと人を見下すと言うか、上から見ているような雰囲気が必要に思います。復讐に囚われているのでは、普通の人間に見えちゃうんですよね。深みがでたと言うより…なんか人間っぽくなってしまって、ちょっと残念かな。
 個人的な好みの問題かもしれませんが、ファンだとしても、あまり見なくて良いかな、と思ってます (^^;)