戦争は虚しいですけど…

 今日は「墨攻」の DVD を見ていました。古代の中国を舞台にした映画で、一人で大群を相手にする、ある種の軍師を主人公とした話です。キャッチフレーズは、「1人対10万人の戦い」。もっとも、一人で戦うんじゃなくて、小都市が舞台ですけどね。そこで、大群を相手に篭城戦を繰り広げます。
 映像は、なかなかの迫力。けっこうエグイシーンもありますが、悪くありません。リュック・ベッソン の「ジャンヌ・ダルク」並…と言ったら褒めすぎ?でも盛り上がりました (^^)
 ただ、話が一本調子では行かないのは、この手の映画の常。後半は裏切りなどで主人公は窮地に立たされ、また最後は、若干後味悪く終わります。ちょっとオーバーに言えば、戦争が悪い事だと諭しているのですが…前半の盛り上がりからすると、少々物足りない感じ。勧善懲悪じゃないにしても、正義や目的がはっきりしている方が、映画としては面白かったんじゃないかと思います。話が薄っぺらくなるかもしれないので、難しいですね。
 ともあれ、全体的には、なかなか良く楽しく見れました (^^)


 ところで、この映画は、元は日本の小説&漫画です。それで思い出したのですが、最近の映画、原作が日本の物が、けっこう多いですね。今現在は「トランスフォーマー」がヒットしていますし、マトリックス の監督は「マッハGoGoGo」の実写版を作っています。その他、「百獣王ゴライオン」等を元にした「ボルトロン」、「超時空要塞マクロス」などを元にした「ロボテック」、「ドラゴンボール」などの話が進んでいます。他にもあるかな?ちょっと気分が良いですね (^^)


 ちなみに、アメコミの映画化も盛んですが…新作はこんな感じです。


http://www.apple.com/trailers/paramount/ironman/medium_trailer.html


 うん…日本の作品の方が良いかも (^^;)