ある意味原作を超えたかも

 今日は、映画「チャーリーとチョコレート工場」の DVD を見ていました。この映画、原作を読んで、よくぞここまで、無茶苦茶な話を作ったものだと驚きました (^^;) よく、初心者の英語の勉強用に良いと紹介されていますが…個人的には反対!何が起こるか想像つかない展開は、ある意味非常に読みづらかったです。


Charlie and the Chocolate Factory (My Roald Dahl)

Charlie and the Chocolate Factory (My Roald Dahl)


 さて映画の方ですが…最後にホロリとさせるような、若干のアレンジはあるものの、基本的には原作に忠実です。それも、原作に負けない、ぶっ飛んだセンスで (^^;) 真面目に見ている人を呆れさせるシーンの数々は、原作を超えたと言っても、良いのではないでしょうか。
 決して必見の映画ではありません。見てる人を小ばかにしたような、あるいは大ばかにしたような、オモチャ箱みたいな映画を楽しめそうな人、どうぞ。あまりの滅茶苦茶ぶりに、2時間が、あっと言う間です。


チャーリーとチョコレート工場 特別版 [DVD]

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チャーリーとチョコレート工場 [DVD]

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 ところで、ちょっとだけ気になった事が。一瞬だけ、東京のシーンもあるんですが、出てくる子供が、どう見ても中国人とかで、明らかに日本人じゃないんです。最近のハリウッドは、(映画の収益が大きい)日本を優遇する傾向にあり、日本人俳優も優遇されるそうなんですが…そもそもハリウッドで活動する日本人俳優が、ほとんどいないとか。
 この映画では、ほんの一瞬の、子供のエキストラですが、それすら日本人が使われていない状況を思うと、非常に残念です。