ふと思いついたPCの近い未来

 今日、こんなニュースがありました。


http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20070522/sony.htm


 SONY から、メモリースティックマイクロと言う、小さいメモリカードが発売されます。これって、1年くらい前に発売していると思ったのですが…発売予定が延びていたのでしょうか?
 microSD への対抗製品ですが…完全にメモリースティックは、完全にSDカードに負けているので、どれだけ需要があるかは疑問です。それでも、記事によると1GBが4,000円前後だろうという事。SONY にしては、頑張っている方でしょう。


SONY メモリースティックマイクロ (M2) 1GB MS-A1GD

SONY メモリースティックマイクロ (M2) 1GB MS-A1GD


 この記事を見て思いついたのですが…携帯電話の高機能化や、iPod などの音楽プレイヤーの普及が牽引し、こうしたフラッシュメモリも随分安くなりました。そこで、今後期待したいのが、メモリのパソコン内蔵です。
 例えば最近、SSD と言う、ハードディスクとして使えるメモリが出てきました。小さくて省電力なのが売りなのですが、データの読み込みも高速です。ハードディスクより高いのと、書き込み回数に制限がある事(10万回程度)、大きなデータ(写真など)の読み書きは、ハードディスクより遅くなるなど、欠点もありますが、例えば Windows のシステムを入れてしまえば、起動が随分高速になるはずです。
 今後、SSD の普及は確実視されていますが…フラッシュメモリがこんなに安くなったんです、今すぐにでも、パソコン内部に、SD カードみたいなメモリを内蔵するシステムを作って欲しいと思います。それが標準になれば、パソコンの使い勝手(ソフトの起動時間)が、随分良くなるはずです。


 Windows Vista には、ReadyDrive や ReadyBoost と言うような、フラッシュメモリを活用すべく機能が搭載されました。でも、もう一歩進めて、フラッシュメモリがパソコン本体標準になれば、もっと便利になるかと思います。今のパソコンのスペックとして、HDD とメモリがありますが、これが HDD・メモリドライブ・通常メモリ みたいになる感じです。
 そんな未来が、早く来る事を祈ってます。