私の原点の一つ

　私の、中学〜高校生時代に大好きだった小説に、「ドラゴンランス戦記」と言うのがあります。1巻が最初に書かれたのは、正確な所が分かりませんが、20年以上前になります。シンプルに言うと、「指輪物語」のようなファンタジーなんですが、元々の作者以外が書いた外伝も多く、100タイトル以上も出版されています。一応、ベースとなるゲームがあるのも特徴なんですが…本を読む上では、まったく気にしないで良いでしょう。
　日本では、最初は順調に翻訳されていたものの、契約の問題から、その後長らく絶版。数年前に、ようやくアスキーから再出版され、続編も刊行されています。全世界のシリーズ合計で、5,000万部も売れてるとか。サバ読んでない？（笑）でも、20年以上も続く人気シリーズです。

　本好きになって、間もない頃に読んだ事もあり、私には非常に思い出深い本です。また、指輪物語より、こっちの方が好きだったりします。指輪物語から取った設定は非常に多いし、パクリや二番煎じと言われれば、そうなんですが…それでも、一種の指輪物語の後継者であるシリーズだと思ってます。
　今は、日本では「ドラゴンランス」と言うタイトルで、最初のシリーズが発売されています。指輪物語が好きな方、是非こちらも試してみて欲しいです。

ドラゴンランス(1) 廃都の黒竜

　ところで、今発売中のシリーズ、私はあまりチェックしてません。ハードカバーで出されているので、（主にスペース的に）買う余裕が無いのです (^^;) しっかり英語版で買ってたりしますけどね。おかげで、情報を知るのが遅くなったのですが…今日、「ドラゴンランス戦記」が映画化される事を知りました。2007年秋公開だそうです。
　ひゃーっ。ハリー・ポッターや、指輪物語の影響で、ファンタジーが好調なので追い風だとは思っていましたが、20年前から好きだった小説が映画化ですよ。しばらく興奮で、他の事が考えられなくなりました。
　よく調べて見ると、実写ではなく、アニメだそうです。ちょっと残念でしたが、これ程のファンタジーを真面目に実写化するならば、「ロード・オブ・ザ・リング」より費用がかかりそうです。そう簡単には実現しないでしょう。でも、アニメでも楽しみです (^^) ちゃんと日本で公開してくれるかな…。

　そんな訳で、ちょっと今日は興奮気味です。また日記に書くと思いますが、日本で公開されたら、「ドラゴンランス戦記」、気にしてみて下さい。