「ものづくり」は難しいのですが…

 今年の夏に実家を出て約半年、だいぶ生活も落ち着いてきましたが、まだ少々物足り無い所もあります。昨日は、近くのアテーネで、ローテーブルを買ってきました。安かったし、そんなに悪く無いかな…と思ったのですが、今日、足のジョイントが微妙にずれてて、きちっとロックができない事が判明。クレームしようかとも思ったのですが、そのうち鑢で足を削って、なんとかする事にしました。そう思った一番の理由は、ズレが1mmも無いので、交換しても、また問題がある気がしたからです (--;)


 まあ、こちらは安い物なので、大した問題では無いと言えるのですが…少し前、別の家具にも少々問題がある事が発覚しました。こちらは様子を見て、クレームを入れるようかな。ちょっと頭痛の種になってます。これは秋口に、大正堂かな?で買った物ですが、そこそこのお値段しました。でも、最初から問題あった物で…初めに届いた時は、金具が曲がってたり、ちょっと隠れた所が大きくひび割れていたんです。当然、すぐに交換してもらいましたが…不信感は拭えません。
 この時、サポートの態度は、悪くなかったのですが、問題は、決して安く無い家具なのに、明らかな欠陥を発見できていなかった事。ちゃんとチェックしているのでしょうか?


 こうした家具に限らず、最近、クレームが来たら直せば良い、と言う態度が、色々なメーカーにある気がしてなりません。確かに、99%の物を99.9%にするのは、かなりの労力が必要で、それよりも1%のクレームに、誠実に対応した方が楽です。でも、それって、メーカーのレベルを落とすんですよね…。こうした姿勢が、日本の「ものづくり」を悪くしていると危惧しています。
 来年は、そう言った所の意識改革が起こると良いな、と勝手に思うと同時に、私も誤字脱字を少なくしようと思った年末でありました。