来年ライジング

 「レッド・ドラゴン」「羊たちの沈黙」「ハンニバル」と言えば、かの有名なハンニバル・レクター博士が登場するシリーズです。原作の作者はトマス・ハリス。30年で、小説5作しか発表していない、謎の作家でもあります。
 映画「ハンニバル」公開後、一度映画化されている「レッド・ドラゴン」を(アンソニー・ホプキンス主演で)再映画化したのが…もう4年前の事。その時だったでしょうか、次回作として、レクター博士の若かりし頃の話を書き、映画化すると言う話がありました。レクター博士を気に入ってたので、楽しみにしていたのですが…特に続報も聞かないまま、月日が過ぎて行きました。


 が、ひょんな事から、今日、既に映画が公開直前と言う事を知りました。え〜、日本でそんなニュースありましたっけ??調べてみたら、今月、原作が発売したようです。ちょこちょこニュースはあったのですが、私のアンテナには引っかかりませんでした。残念。タイトルは「Behind the Mask」と言われていましたが、変更したみたいですね。ハンニバル・レクター・シリーズの新作タイトルは「Hannibal Rising」です。


Hannibal Rising

Hannibal Rising


 「うわぁー、出てたんだ〜」と喜び、色々調べて見たのですが、評判は今ひとつみたいです。まあ、ほとんど完結したようなシリーズの過去を書くのは、けっこう失敗しますし (^^;) 変にストーリーを期待せず、人気キャラクターの過去を知ることができるのを喜ぶ為に読むのが良さそうです。
 この小説、英語でチャレンジしようかな…とも思ったのですが、ハードカバーで買う勇気まではありませんでした。読み終えるのに、2ヶ月くらいかかると思うのですが、その間、ハードカバーを持ち歩くのは、厳しいです (^^;) ペーパーバックになったら、買っても良いかな…。でも、その頃には翻訳されているだろうし、これは日本語でも良いかな…(弱)。


 小説が発売されたばかりですが、アメリカでは、来年早々に映画公開です。日本でもGW公開との事。楽しみにしたいと思います (^^)