ルパンルパーン…あれっ?
小学生の頃、私は アルセーヌ・ルパン が好きでした。当時、怪人二十面相など、色々な(子供向けの)ミステリーを読みましたが、一番のお気に入りが ルパン で、その次が シャーロック・ホームズ でした。
それから20年、生誕100周年と言う事で、映画「ルパン」が作られました。公開されたのは、1年前かな。ようやく、DVD で見る事ができました。
- 出版社/メーカー: 角川ヘラルド映画
- 発売日: 2006/04/07
- メディア: DVD
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期待と不安と入り混じった中で見たのですが…うーん、これは何?「新解釈」のストーリーだそうですが、例えるなら、ルパン2世って感じ (^^;) 私の アルセーヌ・ルパン ってイメージではありませんでした。色々なルパンのエピソードの中のキーワードが集められているのですが…これは、ほとんど無意味。例えば、「813」と言う有名な話があるのですが、それを使って、金庫の暗証番号が、「813」だったりします。でも、だから何なんでしょう?私にとっては、元のルパンとは別物と言うのを、印象づけただけでした。
細部はさておき、1本の映画としても、それ程楽しめなかったです。変にダラダラと長く、そして、あまり切りの良くない形で終わります。車に乗り込んだら、ドアが外れて転げ落ちて、あれっ?って感じです (^^;)
でもこの映画を見て、元々の ルパン を読んでみたくなりました。考えてみたら、私が小学校の時に読んだのは、南洋一郎 のルパンで、翻訳と言うより、翻案と言われている物でした。原作より良いと言う話も聞いた事もありますが…でも、出来る限り本物に近い ルパン、急に読みたくなりました (^^)