大作完結
もう何年も前の事ですが、妹が、友達から「うしおととら」を借りてきた事がありました。私も読ませてもらったのですが、なかなか面白く、その後漫画喫茶に行って、続きを読んでいた事がありました。最後の方は、泣きながら読んでた記憶があります (^^;)
その作者、藤田和日郎 の次の作品、「からくりサーカス」が完結すると聞いて、2ヶ月くらい前から、漫画喫茶で少しずつ読んでいました。この人の作品は、一気に読みたいので、完結するのを待ってたんです。
- 作者: 藤田和日郎
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 1997/12
- メディア: コミック
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「うしおととら」に比べ、随分と込み入った話で、序盤が終わると話が二重螺旋構造になっていたりします。そして、エピソードが多く、連載9年、単行本で43巻の超大作です。そして今日、その大作を読み終えました。
感想としては、「美味しかったです。満腹です。ごちそうさまでした」。だらだら長い漫画はいくらでもありますが、これは、ひたすら内容が濃くて複雑です。全体的に、後付設定が目立ったり、後半はまとまりが悪く感じました。完成度では「うしおととら」の方が高いかもしれません。でも、それは話が複雑な代償でしょう。これ程の大作をまとめあげ、完結させた作者の力量に感服します。
次回作も楽しみにしています。もっとも、読むのは5年後か10年後になりそうですが (^^;)