映画の盛り上がりに乗って

 今日は、あまり天気は良くなったですが、六本木ヒルズの「ダ・ヴィンチ・コード展」に行ってきました。


http://www.davincicodemuseum.jp/

ダ・ヴィンチ・コード展は、世界初の試みとして「本で読み、ミュージアムで体験し、映画を観る」という3つの楽しみを提案するエンタテインメント・プロジェクトとして開催されます。デジタルメディア、高精細映像を駆使して再現する『ダ・ヴィンチ・コード』の世界。どうぞあなた自身の目で見て、体験してください。

 とありますが…内容は微妙。最初に、ルーヴル美術館の殺人現場の再現セットがあるのですが、まあ、馬鹿みたいです。安っぽいセットの床に、チョークで人の形が書かれているだけ。一応、ブラックライトを当てた時に見える、ダイイングメッセージはありましたが、だから何?っていう感じ。
 本物の展示物は、映画で使われたの同じ型の車と、クリプテックスの公式レプリカくらいかな?あ、そうだ、某結社の「秘密文書」のコピーもありました。他に何かあったとしても、大した物ではありません。


 メインの展示物は、元々「デジタル・ミュージアム」と書かれているのですが、スクリーン or ハイビジョン画面に移された、レオナルド・ダ・ヴィンチの名画です(それ以外の物もあり)。原寸大かな?のスクリーンに、実際の絵画のように展示されているのですが、時々切り替わって、絵の解説が上映されます。
 チープと言えば、ある意味非常にチープなんですが…でも、実際は、けっこう楽しめました。映画「ダ・ヴィンチ・コード」に、一瞬だけ出てきた絵画を、じっくり見れたし、知識欲も満たしてくれました。まあ、何かレオナルド・ダ・ヴィンチのTVの特番でもあれば、それで十分とも言えるレベルではありましたが、映画を見た直後なのが良かったのでしょう、見て回っている分には、十分に楽しめました (^^)


 一つ残念なのが、会場はビルの展望台のある階だったのに、展望台は別料金な事(笑)。天気が悪かったので、展望台へは行かなかったのですが、ビルの上まで行ったのに、外が見れないのは、ちょっとしたストレスでした。セコイですよね… (^^;) それでも、意外に楽しく過ごせた日でした。