5年経ったら…

 今日は、ゲーム「FINAL FANTASY XII」の発売日。私は PS2 持ってないので、ふーんって感じですが、少しくらい話題に乗ってみようと、公式サイトを見てみました。


http://www.ff12.com/


 ゲームシステムを紹介するページが未完成だったり、どんなゲームか、さっぱり分からなかったのですが(その点では良いサイトではありません)、TRAILERS(プロモーション映像)を見てビックリ。何ですか、これは。メチャクチャ力が入ってます。ゲーム中のムービーだと思われますが、STAR WARS に匹敵する…と書くと少しオーバーですが、他に適当な表現が思いつきません。ゲームの為に作られた映像が、ここまでレベル高いとは、愕然としました。このクォリティーで、2時間の映画が作られたら、きっと見に行きます。本気で。


 ファイナル・ファンタジーの映像と言えば、5年前(4年半かな)に作られた、映画「FINAL FANTASY」と言うのが、忘れられません。実写と見間違うような、精巧なフルCGの映画で…大赤字を出したので有名です (^^;) 湯水のようにお金を使った結果、120億円前後の損失を出したと言われています。もっとも、このお金はまったくの無駄ではなく、ハリウッドのCG技術の進歩に、大きな貢献をした映画だと思ってます。だからと言って、損失出した人が慰められる訳ではないでしょうが…。
 最初にこの大損失の話を聞いた時は、なんて馬鹿な事をしたのだろうと思ったのですが…去年 DVD で発売された、同じようなCG映像作品「FINAL FANTASY VII ADVENT CHILDREN」や、今回の「FINAL FANTASY XII」の映像を見ると、決して馬鹿な挑戦ではなかったと思うようになりました。さすがにお金は使いすぎたとは思いますが、あれから5年経たずに、こんな映像ができるようになった事を思うと、当時の挑戦を馬鹿にするべきではないでしょう。


 この「FINAL FANTASY XII」の映像に、いったい、どれだけの人とお金を使ったかは分かりませんが、ここまでできるなら、5年後には、本当に STAR WARS を超えるんじゃないでしょうか。そうなる頃を、ちょっと楽しみにしています。