腹が立ったこと

 今日は、原宿(ただ駅から遠い)REKIO と言うライブハウスに、KING を見に行ってきました。今日は、沖縄で行うライブの出場バンドを決める、オーディションライブ。あまり面白くは無いだろうな…と思っていったら、だいたい予想通りでした (^^;) 狭いライブハウスで、かなり混んでいたのですが…私が見た中では、KING 以外のバンドは、最前が2列くらい、空いてたんです。それだけでも、イベントのレベルが分かります。これではね…。肝心の KING は楽しかったけど、ヘドバンするスペースが狭く、ちょっと欲求不満 (^^;) まあ、こんな日もあるでしょう。


 ところで、今日、腹立たしかったのが、昼休みに寄った本屋です。私の大好きな作家、ジェイムズ・P・ホーガン の「断絶への航海」の新装版が発売していました。新装版とは言え、カバーイラストのレベルは、2ランクくらいダウン。まあそれは良いのですが、許せないのが、帯に「ホーガンの最高傑作」と書いてあった事。狂ってます。
 人の好みはそれぞれなので、これが最高傑作!と言う人も、中にはいるでしょう。でも、本の帯に書く事ではありません。例えるなら…「オバケのQ太郎」に「藤子不二雄の最高傑作」と書いて売るような物です。例えにオバQを出す必要は無いのですが、なんとなくです (^^;) ともかく、そんな感じ。
 正直、今、新装版を出す理由が良く分からない本です(苦笑)。だから、何か宣伝文句が欲しかったのでしょう。でも、最高傑作なんて…ハヤカワ文庫のあまりの厚顔さに呆れます。こんなキャッチフレーズを付けた人の顔の皮、厚さが5cmくらいあっても、私は驚きません(ってか、元ネタは、山本弘か?)。


 ジェイムズ・P・ホーガン の最高傑作は何か?処女作の「星を継ぐもの」です。他にも捨てがたい傑作は、幾つもありますが、この作品を抜きにしては、ホーガンを語れません。藤子不二雄 の「ドラえもん」くらい、欠かせない代表作であり、傑作です。ちなみに、もうすぐ公開される、機動戦士Zガンダムの劇場版、「星を継ぐ者」とは一切関係ありません。「継ぐもの」です。お間違いなく(笑)。
 ちなみに、どのくらい傑作かと言うと、Google で「星を継ぐもの」で検索すると、約6,860件出てくるのですが、「星を継ぐもの 傑作」と入れて検索すると、約10,400件に増える程です(爆)。ともあれ、自信を持って断言できる、最高傑作です。
 これを差し置いて、「断絶への航海」に最高傑作なんて…久々に、アホな事に腹が立ちました。